ちば県議会だより（No.142）4面

一般質問

※質問項目は、主な項目を掲載しています。その他の項目は、千葉県議会ホームページに掲載しています。

2月27日（木曜日）

木下敬二（きしたけいじ）議員（自民党）（南房総市・安房郡）

• 農業問題
• 本県の酪農振興策
• 特殊詐欺
• 高齢者福祉

横堀喜一郎（よこぼりきいちろう）議員（民主党）（茂原市）

• 水害対策
• （仮称）大網白里特別支援学校と長生特別支援学校
• 圏央道関連
• 茂原にいはる工業団地

木村哲也（きむらてつや）議員（自民党）（船橋市）

• 経済政策
• 児童養護
• 子育て支援
• 教育行政

2月28日（金曜日）

瀧田敏幸（たきたとしゆき）議員（自民党）（印西市）

• 北総線の運賃問題
• 指定廃棄物最終処分
• 県立印旛明誠高校
• 農業関係大雪被害に対する県の対応

藤井弘之（ふじいひろゆき）議員（公明党）（松戸市）

• 公共施設の老朽化対策
• 袖ヶ浦福祉センターにおける虐待事件
• 卸売市場問題
• 高校生の文化活動

林幹人（はやしもとひと）議員（自民党）（成田市）

• 国際展示場の新設
• 電気自動車の普及と充電インフラの整備
• 成田空港

松戸隆政（まつどたかまさ）議員（みんなの党）（柏市）

• 生活保護制度
• 救急医療制度
• 大規模地震に伴う火災被害対策
• 行政情報の有効活用

實川隆（じつかわたかし）議員（自民党）（山武郡）

• 東千葉メディカルセンター
• 羽田空港増枠による成田空港への影響
• 農業問題
• 道路問題

3月3日（月曜日）

石井敏雄（いしいとしお）議員（民主党）（八千代市）

• 農林総合研究センター・里山
• 八千代市における台風26号の被害
• 西八千代北部特定土地区画整理事業
• 島田台・下市場交差点296号バイパス

阿部紘一（あべこういち）議員（自民党）（千葉市稲毛区）

• 知事の政治姿勢
• 今後の中小企業振興
• 耐震改修促進法の改正
• 国道357号の渋滞対策の状況

大川忠夫（おおかわただお）議員（生活）（千葉市花見川区）

• ふるさと納税
• 一般廃棄物の対応
• 放課後児童クラブ
• 入札後の契約変更

皆川輝夫（みながわてるお）議員（自民党）（鎌ケ谷市）

• 梨の振興
• 出生前診断
• 防災対策
• 道路問題

阿井伸也（あいしんや）議員（自民党）（大網白里市）

• 世界に向けた干葉県
• 海洋再生可能エネルギーヘの取り組み
• 九十九里有料道路を活用した津波対策
• （仮称）大網白里特別支援学校の設置

3月4日（火曜日）

山本義一（やまもとよしかず）議員（自民党）（八街市）

• 防災対策
• 商工会、商工会議所
• 農業問題
• 道路問題

宇野裕（うのひろし）議員（自民党）（匝瑳市）

• 空港問題
• 防災対策
• 道路問題
• 2014年世界サンボ選手権大会

石井宏子（いしいひろこ）議員（民主党）（君津市）

• 障がいのある子ども、妊娠・出産時の母子への支援
• 肝炎・肝がん対策
• 高速バスのバリアフリー化
• 洪水時に備えたダムの事前放流

斉藤守（さいとうまもる）議員（自民党）（船橋市）

• 教科書問題
• 道路問題
• 東葉高速鉄道の運賃引き下げ
• コンビニ防犯ボックス

佐藤正己（さとうまさみ）議員（自民党）（習志野市）

• 幕張メッセの活用と幕張新都心の一層の活性化策
• 県職員の育成と今後の課題
• 東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた千葉県の取り組み
• 第二湾岸道路の現状と見通し

「千葉県いじめ防止対策推進条例」を可決

2月定例県議会において、議員提案による「千葉県いじめ防止対策推進条例」が可決されました。
この条例では、「いじめ」は絶対に許されず、何よりも子どもを守るという視点に立ち、県の責務や市町村、県民等関係者の役割を規定しています。
主な特徴として、いじめ問題に対し関係者が連携して取り組むための「いじめ問題対策連絡協議会」の設置、スクールカウンセラー等の適切かつ十分な配置などによる相談体制の充実、インターネットを通じて行われるいじめへの対策、いじめの防止に関する調査研究や対策の審議等を行う「いじめ対策調査会」の設置などを定めています。
また、県外に通学する児童等への対応も盛り込んでいます。

2月定例県議会知事あいさつ

平成26年度当初予算案

「くらし満足度日本一」の実現に向け、次の3つの考え方に立って編成した一般会計の当初予算規模は、前年度比で1.9％増の1兆6,143億1,300万余円となっています。

1. 総合計画「新 輝け！ちば元気プラン」の3つの基本目標である「安全で豊かなくらしの実現」、「千葉の未来を担う子どもの育成」、「経済の活性化と交流基盤の整備」を着実に推進する。
2. 国の補正予算を積極的に活用し、平成25年度2月補正予算と一体で切れ目のない予算とし、県内経済の活性化を図る。
3. 徹底した事務事業の見直しや歳入の確保に取り組み、持続可能な財政構造の確立を目指す。

主な事業の概要

1.県内経済の活性化

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。成田空港を擁する本県としては、この機会を最大限に活用していくことが重要です。
そこで、経済活性化やスポーツ・観光の振興、魅力発信など、今後の戦略的な施策を官民一体となって検討するとともに、オリンピック出場を目指すジュニア世代の選手強化の取り組みに対し、新たに助成します。
また、東京湾アクアラインの通行料金800円を継続するとともに、千葉の魅力を効果的に取り上げる映画・テレビ番組等に対する助成を行います。
さらに、中小企業の積極的な設備投資を支えるため、過去最大の融資枠5,700億円の中小企業振興資金を継続するほか、茂原にいはる工業団地及び袖ケ浦椎の森工業団地の早期分譲に向け実施設計を行うとともに、トップセールスなどにより企業誘致を強力に推進していきます。
また、産地連携による千葉県ブランドの統一を図るなど、オール千葉の体制で園芸農業の競争力を強化します。
加えて、成田空港へのアクセス強化として重要な北千葉道路の整備を促進するほか、観光地へのアクセス道路の整備を進めるとともに、圏央道の大栄-横芝間についても事業の促進を図ります。

2.くらしの安全・安心の確立

中央防災会議が公表した新たな地震被害想定を踏まえ、本県の詳細な被害想定を調査するほか、様々な地震に対応した応援受入計画を策定するとともに、避難勧告等の緊急情報をテレビやスマートフォン等の情報媒体を通じて、即時に確認できるシステムを整備します。
また、九十九里海岸の堤防のかさ上げ・増設や県立学校の耐震化を平成27年度末までに完成させるため、事業費を大幅に増額するとともに、県有施設・インフラの整備、耐震化を進めます。
さらに、消防団の活性化、消防学校・防災研修センターの整備などにより、地域防災力の向上を図ります。
加えて、コンビニ防犯ボックスの継続とともに、ひったくりや車上荒らし等の防止のため、防犯カメラ設置への助成を拡充するほか、不法ヤード対策として、捜査支援システムや捜査用ビデオカメラの整備を大幅に拡充するなど、防犯対策の一層の強化を図ります。

3.子ども・子育て世代への支援の充実

待機児童の解消に向け、民間保育所の施設整備と延長保育への助成、放課後児童クラブへの支援増額など、地域における子育て支援体制の充実を図ります。
また、児童虐待の未然防止、早期発見等のため、児童相談所職員を増員するほか、総合的ないじめ防止基本方針の策定を進めるとともに、小学校にもスクールカウンセラーを配置するなど、いじめの根絶に向けた取り組みを強化します。
さらに、特別支援学校の児童生徒数の増加に対応するため、空き校舎を活用した新設校の整備を加速するほか、私立学校の経常費補助では、国標準単価を措置し、高校及び幼稚園には県単独での上乗せ補助額を更に増額します。

4.医療・福祉の充実

地域医療を支える人材確保のため、医師修学資金と保健師等修学資金の貸付枠を拡充するとともに、病院内保育所への助成を増額します。
また、救急医療体制の強化のため、救命救急センターの医師確保や施設整備への助成を増額するとともに、東千葉メディカルセンターの整備費用を助成し、円滑な運営を支援します。
さらに、24時間対応の訪問介護・看護サービスの普及に向け、新たに初期段階の運営費助成を行い、介護事業者等と連携したサービス付き高齢者向け住宅の整備に対する県単独の補助制度を創設します。
加えて、障害者の就労・定着支援を強化するため、障害者就業・生活支援センターの企業支援員を増員するとともに、グループホームへの支援や強度行動障害者に対する適切な支援実施のための研修を行います。

そのほか、平成25年度2月補正予算案や条例の制定等の議案についての説明、袖ヶ浦福祉センターにおける虐待事件の検証状況と今後の対応についての報告がありました。

千葉県議会ホームページ・インターネット中継

千葉県議会本会議（開会日、質問日、閉会日）をインターネット（生中継及び録画放送）でご覧いただけます。
6月定例県議会からは、新たにスマートフォン・タブレット端末でも視聴することができますので、ぜひご利用ください。