令和5年6月定例県議会商工労働常任委員会審査結果

日時	令和5年7月6日（木曜日）午前10時～午前11時20分
場所	県議会棟4階第5委員会室
委員名	田中幸太郎委員長、森岳副委員長、 小高伸太委員、阿部紘一委員、高橋秀典委員、 川村博章委員、鈴木均委員、栗原直也委員、 篠田哲弥委員、松澤武人委員、雨宮真吾委員

付託案件

議案

議案番号	議案件名	審査結果
5	職業能力開発校設置管理条例及び千葉県立障害者高等技術専門校設置管理条例の一部を改正する条例の制定について	原案可決

請願（新規分）

受理番号	請願件名	区分	備考
8	「最低賃金法の改正と中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出について	不採択

※審査結果については委員会におけるもので、本会議における議決事項とは異なる場合があります。

主な質疑の概要

Q:近年、高等技術専門校の定員に対する入校者数を示す入校率は低下傾向が続いており、その対策の1つとして、今回、名称をテクノスクールに変更し、入校促進を図るとのことだが、改めて、入校促進を図る上での課題は何と考えているか。
　また、今後、どのような方法で課題に対応していくのか。
A:高等技術専門校については、高校生の認知度が2割未満と低いように、その存在や魅力を十分に周知できていないこと、産業構造や社会環境の変化に対応した訓練内容の見直しや施設の老朽化対策が必要なことが課題であり、このため、高等技術専門校の名称をより覚えやすく親しみやすい「テクノスクール」へと変更し、認知度の向上を図るとともに、訓練科の新設やそれに伴う施設整備に取り組むなど、さらなる機能強化も実施していく。

Q:全国旅行支援について、利用期間を延長する自治体がある中、千葉とく旅キャンペーンは予定どおり6月末の終了となったのはなぜか。
　また、その利用結果はどうだったのか。
A:千葉県分については、1月から3月まで県独自に地域クーポンの利用額を上乗せして販売したこと、首都圏から近く、春の観光シーズンに重なったことで、より多くの方に千葉県への観光を選択いただいた結果、他の自治体より早く予算が消化できたものである。
　また、キャンペーンには、旅行会社、宿泊施設、クーポン取扱い事業者合わせて約8,000事業者に参画いただき、支援対象を全国に拡大した昨年10月から本年6月までの利用者は、延べ約500万人泊となったものと見込んでいる。