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更新日:令和5(2023)年7月24日

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千葉県流域下水道ストックマネジメント計画について

1.ストックマネジメント計画策定の目的

千葉県の、印旛沼、手賀沼及び江戸川左岸の3つの流域下水道のうち最も古い流域下水道では供用開始から約50年が経過し、整備の進展に伴い施設のストックが大きく増大し、標準耐用年数を超える設備もみられる状況です。

流域下水道の管路・処理場・ポンプ場施設の老朽化が進行し、都市の基本的なライフラインである下水道において事故や機能停止が発生した場合には、日常生活及び社会経済活動への重大な影響が懸念されています。

限られた予算と増大する改築需要の中で下水道サービスを継続するためには、長期的な視点で下水道施設全体の老朽化の進展状況を予測し、リスク評価等により改築の優先順位付けを行った上で、計画的かつ効率的に施設を管理することが必要です。

そこで千葉県では、平成28年度に国土交通省により創設された「ストックマネジメント支援制度」を活用して、事故の発生や機能停止を未然に防止し、持続的な下水道機能の確保とライフサイクルコストの低減を図るため、施設の管理区分に応じた点検・調査及び改築計画等を定めたストックマネジメント計画を策定しました。

長寿命化イメージ図

ポンプ施設の長寿命化対策例(羽根車を取り替え、利用可能な部分を引き続き使用することにより、設備の長寿命化を図る)

2.千葉県流域下水道ストックマネジメント計画概要

計画期間

令和2年度~令和6年度の5箇年

対象施設

管路及び4処理場12ポンプ場

縮減効果

ストックマネジメント導入における長期的な対策を実施した場合の事業費を試算した結果、標準耐用年数で単純に施設更新した場合と比較し、管路施設で約20.5億円/年、処理場・ポンプ場施設で約85.7億円/年のコスト縮減が見込めます。

※試算の対象期間:100年

対象設備改築時期と計画の内容

千葉県流域下水道
施設名 ストックマネジメント計画名
管路・処理場・ポンプ場

千葉県流域下水道ストックマネジメント計画(PDF:172KB)

ストックマネジメント計画(管路)所要額:令和2年度~令和6年度で約3.3億円※

ストックマネジメント計画(処理場・ポンプ場)所要額:令和2年度~令和6年度で約138.3億円※

※各計画の所要額は、計画策定時の交付金対象となる改築工事費等を記載しており、実際の所要額とは必ずしも一致しません。

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部下水道課流域下水道管理班

電話番号:043-223-3350

ファックス番号:043-224-5655

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