占用工事における不適切な路盤材の使用について

発表日：令和2年11月18日
県土整備部道路環境課

千葉県管理道路における京葉ガス株式会社及び東京ガス株式会社の道路占用工事において、不適切な路盤材を使用していた事案が確認されましたので、お知らせします。

概要

京葉ガス株式会社及び東京ガス株式会社の占用工事の一部において、本来、路盤材として再生粒度調整砕石を使用すべきところ、再生クラッシャーランを使用していたものです。

なお、京葉ガス株式会社及び東京ガス株式会社から県へは、本来の舗装構成で施工するとした施工計画書及び施工したとした完了届等が提出されており、実際はこれと異なる施工がなされていたものです。

具体の箇所は下記報道発表資料を参照ください。

現地の路面状況に変状は生じていないことを確認しております。また、今回の不適切な施工により、舗装の耐久性が低下しますが、直ちに安全性を損なうものではありません。

該当の箇所については京葉ガス株式会社及び東京ガス株式会社により、本来使用すべき路盤材で復旧を行うこととしていますが、施工時期等の詳細については、現場状況を踏まえ対応します。

道路利用者及び沿道にお住まいの方々にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

現地の路面状況に変状は生じていないことを確認していますが、両社へ是正工事完了までの定期的な安全点検を求めています。

また、同様の事案がないか、京葉ガス株式会社及び東京ガス株式会社の他の占用工事について両社へ調査を求めているとともに、他の占用企業者の占用工事につきましても調査を進めます。