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更新日:令和5(2023)年6月1日
ページ番号:340676
発表日:令和2年5月18日
県土整備部道路環境課
道路上の電柱や張り巡らされた電線は、街並みの景観を損なうだけでなく、狭い歩道においては、歩行者や車椅子の妨げとなっています。
また、近年頻発している地震や大型台風などの災害時に電柱が倒れ、緊急車両の通行支障や沿道建物への損傷を与えることがあり、令和元年房総半島台風では、電柱の倒壊や倒木が広域的に発生し、交通機能の阻害や長時間におよぶ停電、通信障害等、甚大な被害を受けたことで、無電柱化の必要性が増しています。
県では、令和2年3月に「千葉県無電柱化推進計画」を策定し、令和元年房総半島台風の被害も踏まえ、緊急輸送道路などから、優先整備箇所を選定し、県管理道路の無電柱化を積極的に推進してまいります。
令和元年度から令和10年度までの10年間
「防災」、「安全・円滑な交通確保」、「景観形成・観光振興」の3つの基本方針を定め、緊急輸送道路、防災拠点へのアクセス道路、令和元年房総半島台風で電柱・電線が被害を受けた道路、バリアフリー化の必要な道路及び重要伝統建造物群保存地区内の道路などから約83kmを選定し、優先的に整備を進めます。
国や電線管理者等と連携し、新工法等を積極的に導入・活用して、コスト縮減と工期短縮を図ります。
本計画の実現に向けて、道路管理者、電線管理者等からなる千葉県無電柱化協議会を活用し、情報共有や計画の進捗管理を行う等、関係者間の連携を強化します。
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