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更新日:令和6(2024)年11月12日
ページ番号:16732
養老川は、外房海岸にほど近い清澄山系にその源を発し、北に向かって流れ、中流付近から蛇行を繰り返しながら古敷谷川、平蔵川、内田川などと合流し、市原市五井地先で京葉工業地帯を貫通して、東京湾に注いでいる、流域面積245.9平方キロメートル、延長75キロメートルの県内屈指の二級河川です。
最上流部の清澄山系は房総半島のなかでも多雨地帯に属し、年平均降雨量が2,000ミリメートルにも達します。
地質は第三紀鮮新世の豊岡亜層群、関亜層群、秋元亜層群および第四紀洪積世の鶴舞亜層群、成田層群、そのほか段丘堆積物など、すべて堆積層により構成されています。
地形は中流から上流にかけて河岸段丘の発達が著しく、特に上流では川幅に比べて河床が深く洗掘され、渓谷をなしています。それに対し、下流では川幅に比べて河床の浅い沖積河道をなし、河口付近では三角州を形成しています。
利水状況に目を移すと、貯水池およびその周辺では取水施設10ヶ所、かんがい面積262ヘクタール、最大取水量毎秒0.54立方メートルのかんがい用水と最大取水量毎秒1.1立方メートルの県営水道用水、最大取水量毎秒0.5立方メートルの市営水道用水が取水をしており、ダム地点下流では取水施設36ヶ所、かんがい面積2,181ヘクタール、最大取水量毎秒3.81立方メートルのかんがい用水と西広地先で最大毎秒2.08立方メートルを取水している工業用水があります。
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