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館山港湾整備事業

事業の目的及び効果

館山港は、平成12年5月に観光・レクレーション分野を振興することによる港湾及び周辺地域の活性化が期待される港湾として、特定地域振興重要港湾に選定されました。平成22年4月には、多目的桟橋が供用開始され、大型クルーズ客船、高速客船が寄港し、レクレーションや地域産業に貢献しています。現在、供用開始から約10年以上経過し、歩道部の腐食が進行してきたことから、歩道部の改良を行うなど、多目的桟橋を安全に利用するための整備を進めています。

また、館山港宮城地区では、物流の拠点として土砂、砂利等の積み出しに利用されています。平成23年度からは、港湾の機能を効率的に発揮するために県単港湾整備（港建特別）事業により、荷捌き地、野積場等の施設改修工事を実施し、令和4年度で完成しています。

事業概要

館山港湾整備事業（館山地区）の事業概要

事業箇所	館山市 館山地区
事業年度	令和元年度から実施
全体計画	総事業費　17.4億円 多目的桟橋・歩道改良
令和4年度までの事業内容	事業費　11.4億円 歩道改良設計、下部工 進捗率　66%
令和5年度の事業計画	事業費　1.35億円 歩道改修工、上部工

館山港湾整備事業（宮城地区）の事業概要

事業箇所	館山港 宮城地区
事業年度	平成23年度から令和4年度
全体計画	総事業費　2.03億円 荷捌き地・野積み場改修　18,975平方メートル 付帯施設一式
令和4年度までの事業内容	事業費　2.03億円 荷捌き地・野積み場改修　18,975平方メートル 進捗率　100%

事業箇所図

図-1事業箇所図（出典：安房土木事務所事業概要　令和4年度）