豚流行性下痢(PED)の発生について
~養豚農家及び関係者の皆様へ~
PEDは気温が低下する時期に発生が増加します。
発生防止のために、適正なワクチン接種及び農場出入口の消毒の実施をお願いします。
県内の発生状況(令和6年1月16日現在)
※令和5年9月以降、県内でPEDの発生はありません。
参考:豚流行性下痢(PED)のこれまでの県内の発生状況
県の沈静化状況について
- 令和4年9月から令和5年8月までに発生した農場は、全て非発生農場となりました。
※非発生農場:農場全体で、(1)PEDを疑う下痢・おう吐等の臨床症状が無いこと、(2)母豚の分娩状況が正常な状態に戻ったこと、の2点が確認され8週間経過した農場です。
【参考】豚流行性下痢(PED)とは
1.疾病の概要
- 本病は豚特有の病気であり、人へは感染しない。
- ウイルスが感染することにより豚に下痢を起こす病気で、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザのような殺処分を要する家畜伝染病ではない。
- 人の健康被害はないが、養豚農場において、下痢による哺乳豚の死亡や発育遅延による経済的損失が大きな病気である。なお、治癒した豚は出荷が可能である。
2.症状
- 水様性下痢やおう吐で、10日齢以下の子豚は高率で死亡するが、繁殖豚や肥育豚の死亡はまれで、一過性の下痢で治癒する。
3.国内の発生状況
4.関連リンク
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