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更新日:令和6(2024)年6月28日

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牛乳・酪農関係

県民の皆様へ

牛乳でスマイルプロジェクトについて

 農林水産省と一般社団法人Jミルクが令和4年6月に立ち上げたプロジェクトで、共通のロゴマークの下、プロジェクトのメンバーが独自又はメンバー同士が連携し、牛乳・乳製品の消費拡大に取り組むものです。

 千葉県もプロジェクトに参加し、県民の皆様に牛乳・乳製品の消費拡大に関する情報を発信していきますので、御協力をお願いします。

 プロジェクトの詳細やメンバーはこちら ⇒ 牛乳でスマイルプロジェクト (農林水産省)外部サイトへのリンク

牛乳でプロジェクトのロゴマーク「牛乳でスマイルプロジェクト」ロゴマーク

毎日の生活に、1杯の牛乳と1個の乳製品を取り入れよう!

【生乳廃棄の懸念...】

 令和3年末及び令和4年春に、生乳廃棄が懸念される事態が発生しました。生乳廃棄の懸念は、1.新型コロナウイルス感染症の影響の長期化による乳製品の在庫過剰、2.学校給食用牛乳の供給が停止することによる飲用牛乳の需要減少、3.生乳生産量の増加など複数の要因が重なることによります。これらの要因により、乳業工場の受け入れ能力を超えてしまうことで、生乳の廃棄が発生します。しかし、令和3年末及び令和4年春においては、酪農家や乳業メーカーの対策、消費者の皆さんの消費拡大へのご協力により、生乳廃棄の発生を回避することができました。

【過去、生乳の廃棄が懸念された当時のウェブサイト】

【廃棄が発生しないための対策】

 乳業メーカーでは、賞味期限の長い乳製品の製造を増やすため、工場の処理量を最大化しています。
 酪農家では、計画的に生乳出荷量を抑制しています。しかし、乳牛は病気になってしまうため、搾乳を止めるわけにはいきません。つまり、生乳出荷量を抑制するということは、酪農家にとって大切に育ててきた乳牛を淘汰するということであり、収入が減ること以外にも精神的な負担となります。また、乳牛の頭数を減らすことはすぐにできますが、一度減らした頭数を増やすには、乳牛を産み育てる必要があり、約3年も時間がかかります。生乳の需要が回復したからといって、生産量をすぐに増やすことはできないため、計画的に生乳出荷量を抑制する必要があるのです。

【酪農経営の状況】

 令和4年度は、急激な円安や海外情勢などの影響により、食品をはじめ生活に必要な多くの物が高騰しています。酪農経営にとっても、経費の多くを占める輸入飼料のほか、あらゆる資材が高騰し、経営を圧迫しています。国や都道府県による支援策の措置や、酪農家では国産飼料の活用や自給飼料の生産に取り組むなど対策をしていますが、非常に厳しい経営状況であり、今後、廃業する酪農家の増加が懸念されます。また、今後、酪農家戸数が減って生乳生産量も減少してくると、平成26年に発生したバター不足のような状況の発生も懸念されます。

【国産の安全・安心な牛乳を飲めるように...】 

 そのような状況の中、酪農経営の改善に向けて酪農家の団体と乳業メーカーが交渉し、令和4年11月及び令和5年8月に生乳価格が改定されました。それに伴い、小売店での牛乳・乳製品の販売価格も値上げされたことから、消費の減退が懸念されています。値上げは私たちの家計に大きく影響しますが、適正価格での販売は、私たちがこの先もずっと国産の安全・安心な牛乳を飲むために必要なことです。酪農家、乳業メーカーが対策を取ることはもちろんですが、消費者の皆さんにも今の酪農経営の状況を知っていただき、酪農業界へのご理解・ご協力をお願いします。

【牛乳・乳製品の消費拡大にご協力をお願いします!】

 牛乳は各種栄養素がバランス良く含まれた食品で、たんぱく質、脂質、炭水化物に加え、日本人の食生活に不足しがちなカルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。牛乳はそのまま飲むだけではなく、ヨーグルトやチーズなど乳製品として食べることができるほか、料理にも使用することができます。最近では、和食に牛乳・乳製品を使用した乳和食という料理があり、減塩効果が期待できることから、様々なレシピが作られています。

 引き続き、SDGsと関連して食品ロスをなくすという観点からも生産した生乳を廃棄させないよう、毎日少しでもご家庭での牛乳・乳製品の消費拡大についてご協力をお願いします。まずは、毎日の生活に、1杯の牛乳と1個の乳製品を取り入れましょう!
 

☆牛乳・乳製品の栄養については、以下のページ等をご参照ください。

☆牛乳・乳製品は、料理にも使えます。

☆牛乳を飲んだ後は牛乳パックで帽子を作ろう!

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お問い合わせ

所属課室:農林水産部畜産課企画経営室

電話番号:043-223-2777

ファックス番号:043-222-3098

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