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千葉県農林水産部畜産課
アフリカ豚熱(ASF)は、ASFウイルスが豚やイノシシに感染することにより、発熱や全身の出血性病変を特徴とし、高い致死率を示す家畜の伝染病です。
アジアにおいては、2018年に中国へ侵入後、アジア地域の各国で発生が確認されており、死亡・殺処分により経済的に甚大な被害を及ぼしました。現在、わが国では発生はありません。
本病には有効な治療法又はワクチンはなく、一度侵入すると重篤な経済被害を及ぼす可能性があります。
ASFウイルスは環境抵抗性が高く、環境中で長期間の生存が可能で、海外から持ち込まれた肉製品から生存しているASFウイルスが検出されたこともあります。
感染した肉を動物が食べると感染することがありますので、海外から肉の入った食品を持ち込まない、野外に肉の入った食品を捨てない、帰国後1週間は動物に近づかないといった侵入防止対策にご協力ください。
また、土にASFウイルスが含まれていることもあるため、海外渡航時は靴の土を落とし、靴底を消毒するといった対策も重要です。
詳しくは下記のホームページを御参考ください。
※ASFに感染した家畜の肉及びその加工品を摂取することにより、ASFウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。発生した場合に家畜等の移動を制限するのは、付着したウイルスの運搬によって発生が拡大するのを防止するためであり、食品衛生上の措置ではありません。
国は、アフリカ豚熱、口蹄疫や鳥インフルエンザ等の家畜の伝染病が我が国に侵入するのを防止するため、空海港において水際検疫を実施しているところです。
入国される方並びにこれから海外に渡航される方は、下記のホームページを御参考の上、水際検疫に御理解と御協力をお願いします。
とりわけ海外から技能実習生を受け入れる際は、訪日前に日本の検疫制度を認識できるよう、水際検疫の周知・徹底くださるようお願いします。
世界各地で発生が確認されており、アジアにおいても多くの国で継続的に発生しています。
韓国では、令和元年以降豚及びイノシシでの発生が確認されており、発生確認地域が拡大しています。
現在、我が国へ侵入するリスクが極めて高い状況が続いています。
引き続き自衛防疫対策を徹底し、県内への侵入・発生を防ぎましょう。
管轄区域 |
連絡先 |
所在地 |
電話番号 (休日・夜間は自動転送) |
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千葉・東葛飾 |
中央家畜保健衛生所 |
千葉市花見川区三角町656 |
043-250-4141 |
印旛・香取 |
北部家畜保健衛生所 |
香取市岩ヶ崎台12-1 |
0478-54-1291 |
海匝・山武・長生 |
東部家畜保健衛生所 |
東金市川場1105-3 |
0475-52-4101 |
夷隅・安房・君津 |
南部家畜保健衛生所 |
鴨川市八色52 |
04-7092-2304 |
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