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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年9月26日

ページ番号:336626

平成22年度病院事業会計の決算見込み

 発表日:平成23年8月11日
経営管理課
043-223-3959

 

平成22年度病院事業会計の決算見込みがまとまりました。
収益合計は、414億1,200万円、費用合計は、402億8,600万円で、この結果、当期の純利益は、前年度より19億200万円改善して11億2,600万円となり、病院事業として平成5年度以来17年ぶりに黒字を確保しました。
なお、総務省の公立病院改革ガイドラインに基づいて策定した「千葉県立病院改革プラン」で見込んだ黒字化を、3年前倒しで達成しました。

平成22年度病院事業会計の決算見込み


1黒字化の主な要因

  • 入院患者数が4.1%、外来患者数が3.2%増加した。
  • 診療報酬改定や高度医療の充実などにより、入院単価が57,033円から60,118円となり、3,085円(+5.4%)増加した。
  • 外来単価が17,693円から18,020円となり、327円(+1.8%)増加した。
  • 薬品や医療器機の共同購入の拡充や委託内容の見直しなどにより、材料費や経費の抑制に努めたことにより、医業費用の伸びを2.9%の増にとどめた(医業収益は8.2%の増)。

2収益増の大きい病院

こども病院、佐原病院の入院・外来収益、がんセンター、救急医療センターの入院収益が特に増加した。

3収支の前年度比較表

区分 平成21年度 平成22年度 増減額 増減率(%)
医業収益 28,279,881 30,604,290 2,324,409 8.2
医業外収益 10,144,036 10,808,235 664,199 6.5
うち負担金交付金 9,687,200 10,286,237 599,037 6.2
特別利益 106 0 △106 皆減
収益計 38,424,023 41,412,525 2,988,502 7.8
医業費用 37,399,799 38,497,629 1,097,830 2.9
うち給与費 19,626,144 20,319,078 692,934 3.5
医業外費用 1,800,243 1,788,799 △11,444 △0.6
費用計 39,200,042 40,286,428 1,086,386 2.8
純利益(損失) △776,019 1,126,097 1,902,116

4患者動向

平成22年度の延入院患者数は4.1%増加、新入院患者数は4.3%増加、また、延外来患者数は3.2%増加、新外来患者数も4.2%増加している。

区分

平成21年度

平成22年度

増減

増減率(%)

入院 延患者数(人)

339,094

352,945

13,851

4.1

入院 新患者数(人)

21,411

22,329

918

4.3

外来 延患者数(人)

484,022

499,635

15,613

3.2

外来 新患者数(人)

41,198

42,912

1,714

4.2

純利益グラフ(GIF:50KB)

※純損失が最大だったのは平成10年度の45億9千3百万円です。

決算比較のグラフ(GIF:32KB)

※「千葉県立病院改革プラン」は税込みで作成のため、決算値も税込金額です。

病院別損益の前年度比較(単位:百万円)

前年度比較のグラフ(GIF:203KB)

がんセンターは、医師・看護師の増など診療体制の充実による入院患者数の増等で収益増。

救急医療センターは、救急受入要請の増加による入院患者数の増等で収益増。

こども病院は、病床運用の改善(病棟間での融通やベッドコントロールの強化)や手術数の増加などで収益増。

佐原病院は、内科医師の増員(4名→7名)等診療体制の充実により患者数が増え(入院+5.8%、外来+7.3%)、収益増。

PDF版

平成22年度病院事業会計の決算見込み(PDF:19KB)

お問い合わせ

所属課室:病院局経営管理課財務室

電話番号:043-223-3965

ファックス番号:043-225-9330

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