千葉県立病院改革プラン（令和3年度から令和6年度）の策定について

(1)策定の背景

• 国は、全国の自治体に対して、改革プランの策定による病院事業経営改革を要請
  (H19「公立病院改革ガイドライン」、H27「新公立病院改革ガイドライン」)
• 国の新たなガイドラインが示されていないが、経営改善の取組を継続する必要があるため、本改革プランを策定
  (改革プラン(H21～H23,H29～R2)、中期経営計画(H24～H28))

(2)内容

県立病院の現状と課題を踏まえ、主に以下の視点で策定

• 保健医療計画及び地域医療構想を踏まえた役割の明確化
• 経営の効率化
• 再編・ネットワーク化計画
• 経営形態の見直し

2.千葉県立病院改革プランの要点

(1)県立病院の経営状況

• 患者数の減少が経営に大きく影響
• 医業収益に対し、材料費比率が上昇しており、利益率が悪化
  ⇒経営改善が喫緊の課題

(2)経営目標

• これまで以上により経営を意識し、経営状況の把握と早期の経営改善に重点
• 本改革プラン(令和6年度まで)及び次の改革プランの2期終了時(令和11年度)での収支黒字化を目指す。

(3)経営改善に向けた取組

• 職員一人一人が経営を意識するための「経営の見える化」
• 収益確保
• 経費削減

(4)その他

• 県立病院については、引き続きこれまでの医療提供を継続
• 救急医療センターと精神科医療センターの一体的整備（令和5年度）