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更新日:令和4(2022)年10月1日
ページ番号:22101
点字版千葉県史の刊行について
千葉県では、「千葉県史」全51巻を刊行しました。
千葉県文書館では、視覚障害者の方にも千葉県の歴史を知っていただくために、平成14年度から点字版の千葉県史の作成に着手し、「通史編古代2」「通史編近世1」「通史編近世2」「通史編近現代1」「通史編近現代2」の点字版が完成しました。
このような視覚障害者向けの県史刊行は全国でも例はほとんどありません。
千葉県史は「千葉県の歴史(通史編8巻、資料編25巻、別編6巻)」及び「千葉県の自然誌(本編8巻、別編4巻)」で構成されています。
千葉県史のうち千葉県の歴史は、「通史編」「資料編」等から構成されていますが、視覚障害者の方々が千葉県の歴史全体を通覧き、また点字に置き換えてわかり易いということから、「通史編」を順次点字版として刊行するものです。
平成14年に刊行した「通史編古代2」は活字ではA5判約1,100頁の冊子となっておりますが、B5判の点字用紙を用いて点字版に作成すると厚さ4.5cmの点字ファイルが14冊になります。
この点字版ファイルは、当面は2セット作成し、1セットは文書館の行政資料室での閲読用に、残りの1セットは四街道市にある「千葉点字図書館」に寄贈し、多くの視覚障害者の方に読んでいただくこととしております。
また、千葉県ホームページにも掲載し、当館ホームページから点訳されたデータをダウンロードし、パソコンで読ませることができます。
さらに、点字ディスプレイを所有している方であれば、必要な印刷・触読も可能です。
「通史編」について順次点字版「千葉県史」の刊行をすすめていきます。
福島県では福島県史・通史編(全5巻、昭和44年から46年にかけて刊行)の点字版がボランティア団体の手により昭和47、48年に刊行されています。
明治元年から市原市等に在住していた郷土の偉人・先覚者にも掲げられている石川倉次(安政6年生―昭和19年没)により、日本点字(縦3点、横2点の6つの点の組み合わせを、指先で触って判読するもの)が開発され、本県では平成9年度から公文書に表記される文字として認められています。
社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会により運営されている。
(四街道市四街道1-9-3)
点字図書、テープ図書、CD図書など約22,000件を保有。点字版「県民だより」、「声の県民だより」等も出版している。
お問い合わせ
千葉県文書館 行政資料室
電話 043-223-2658
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