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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年11月26日

ページ番号:716168

県立房総のむら 企画展「地域に生きる醤油づくり」

発表日:令和6年11月26日
県立房総のむら

県立房総のむら(栄町)では、企画展「地域に生きる醤油づくり」を開催します。
千葉県の醤油作りは江戸時代初期に始まり、現在では生産量日本一を誇ります。銚子市や野田市を中心とする利根川や江戸川沿岸の地域で、大小さまざまな醤油メーカーが醤油を作り続けています。
本展では、県内の醸造所への聞き取り調査を基に、発酵食品「醤油」の歴史をご紹介します。

開催日時

令和6(2024)年12月7日 (土曜日) から令和7(2025)年2月2日 (日曜日) 開館時間:午前9時から午後4時30分(令和7年1月3日・4日は午前9時30分から午後4時00分)
休館日:月曜日(祝日・休日の場合は翌日)、年末年始(12月26日から1月2日まで)、1月7日(火曜日)

開催場所

名称 千葉県立房総のむら 風土記の丘資料館
住所 印旛郡栄町龍角寺1028
電話 0476-95-3333
ホームページ 千葉県立房総のむらホームページ外部サイトへのリンク

内容

ちば醤油株式会社の仕込み蔵

展示概要

醤油の歴史

醤油のルーツは醤(ひしお)という発酵食品だといわれています。古代の醤から始まり、江戸時代にかけて発展していった醤油の歴史について紹介します。

醤油の種類と醸造方法

醤油にはさまざまな種類があります。醤油の種類や製法の違いについて実物資料を使って分かりやすく解説します。

銚子の醤油

銚子の醤油醸造は、江戸時代初期に豪農田中玄蕃(たなかげんば)がたまり醤油を作ったのが始まりです。今でも銚子で醤油醸造を行うヤマサ醤油・ヒゲタ醤油などについて紹介します。
ヤマサ醤油株式会社の醤油樽

野田の醤油

現在、醤油の生産量第1位を誇るキッコーマンは明治期の野田醤油醸造組合を前身とします。全国的な醤油ブランドとして認知されるまでに至る歴史を紹介します。
キッコーマン株式会社 贈答缶

北総・東総地域の醤油

北総・東総地域では、ちば醤油・フジハン醤油・入正(いりしょう)醤油など大小さまざまな醤油メーカーが独自の醤油生産を展開しています。各醤油メーカーの多様な生き残り戦略を紹介します。
フジハン醤油株式会社 看板

容器の変遷

実物資料を基に醤油樽から始まる容器の変遷を紹介します。醤油醸造や流通の発展に伴って容器が変わってきた様子をご覧いただけます。

関連イベント

講演会

専門家を招き、醤油をテーマにした講演会を開催します。
  • 12月21日(土曜日) 13時30分から15時00分

「野田のしょうゆ醸造の歴史と発展 -過去から現在、そして未来-」

講師 キッコーマン国際食文化研究センター 木口武幸(きぐちたけゆき)氏

  • 令和7年1月11日(土曜日) 13時30分から15時00分

「日本の近代化と醸造業 -酒造業と醤油造業を中心に-」

講師 慶応義塾大学名誉教授 井奥成彦(いおくしげひこ)氏

体験

煎餅焼き体験

日時 令和7年1月5日(日曜日)・12日(日曜日)・13日(月曜日・祝日)・18日(土曜日)・19日(日曜日)・25日(土曜日)・26日(日曜日)各日9時45分から15時30分

場所 商家の町並み「菓子の店(あまはや)」

煎餅焼き体験

焼き餅で醤油の味比べ体験

日時 令和7年1月3日(金曜日)・4日(土曜日)各日11時00分から15時00分

場所 商家の町並み「めし屋(かどや)」

展示解説会

担当学芸員が展示内容について解説します。

日時 12月8日(日曜日)・15日(日曜日)・22日(日曜日)・令和7年1月5日(日曜日)・12日(日曜日)・19日(日曜日)・26日(日曜日)・2月2日(日曜日)各日13時30分から14時00分

費用

一般300円、高校・大学生150円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名無料