ここから本文です。

ホーム > イベント情報 > イベント・講座・セミナー > 利根川沿いの歴史をひもとく貴重な資料を大公開!千葉県立関宿城博物館 企画展「赤松宗旦と利根川図志」

報道発表案件

更新日:令和6(2024)年9月13日

ページ番号:698684

利根川沿いの歴史をひもとく貴重な資料を大公開!千葉県立関宿城博物館 企画展「赤松宗旦と利根川図志」

発表日:令和6年9月13日

県立関宿城博物館

県立関宿城博物館(野田市)では、幕末の医師 赤松宗旦(あかまつそうたん) が執筆した『利根川図志(とねがわずし)』をひもとく企画展「赤松宗旦と利根川図志」を開催します。
『利根川図志』は、利根川に関わる自然・地理・歴史・伝承などについて、過去の文献と現地の見聞に基づき挿絵付きでまとめられており、地誌のみならず、紀行文、百科事典としても当時を知るうえで大変貴重な資料です。
本展では、『利根川図志』の内容や作者 赤松宗旦の生立ち、刊行に至るまでの経緯などについて、宗旦が残した資料をもとに紹介します。

開催期間

令和6(2024)年9月28日 (土曜日) から令和6(2024)年11月24日 (日曜日) 午前9時から午後4時30分
月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌平日)

開催場所

名称 千葉県立関宿城博物館
住所 千葉県野田市関宿三軒家143-4
電話 04-7196-1400
ホームページ 千葉県立関宿城博物館ホームページ外部サイトへのリンク

内容

利根川図志
『利根川図志』に描かれた関宿付近の利根川
(『利根川図志』より(当館蔵))
利根川図志全6巻
『利根川図志』全6巻(当館蔵)
宗旦の日記
宗旦の日記。『利根川図志』の出版に関わった人々との交流が記載されている。
(笏記(個人蔵))
あしか島とあしか
かつて銚子の名所だったあしか島とあしか
(『利根川図志』より(当館蔵))
利根川の鮭
利根川の鮭。
布川村付近の利根川でも盛んに鮭漁が行われていた。
(『利根川図志』より(当館蔵))

展示構成

著者 赤松宗旦について

利根川流域の下総国(しもうさのくに)布川村(ふかわむら)に生まれ、医業の傍ら『利根川図志』を執筆した赤松宗旦の生立ちを紹介します。

『利根川図志』刊行への道のり

地方文人による地誌や紀行文の流行など、当時の社会的背景や、『利根川図志』の刊行までの様子を、宗旦の日記などから紹介します。

『利根川図志』を読む

『利根川図志』に記載されている内容について、当館の所在する関宿周辺の歴史や祭礼、言い伝えなどを中心に紹介します。

『利根川図志』その後

宗旦の急逝により刊行がかなわなかった『利根川図志』後編の草稿を紹介します。また、宗旦の出身地である布川村で暮らした柳田国男と『利根川図志』の関わりについて紹介します。

関連イベント

オープニングイベント

企画展のオープニングを記念して、学芸員による展示解説等を行います。
日時 9月28日(土曜日)
午前11時から12時

講演会「『利根川図志』と柳田国男と民俗学」

講師 秋山 笑子(あきやま えみこ)氏(県立中央博物館共同研究員)
日時 11月3日(日曜日・祝日)
午後1時30分から3時30分

歴史散歩『利根川図志』ゆかりの地を訪ねる

成田山新勝寺の参道成田山新勝寺の参道
学芸員の案内で、『利根川図志』に紹介されている成田山新勝寺を訪れます。
見学先 薬師堂、成田山新勝寺、成田山公園など
日時 10月20日(日曜日)
午前10時から12時30分

展示解説会(学芸員によるミュージアムトーク)

日時 10月19日(土曜日)、10月26日(土曜日)、11月16日(土曜日)
午前11時から、午後1時30分から(1日2回)

体験教室「かんたん和とじでメモ帳を作ろう」

簡易的な和とじでメモ帳を作ります。
日時 11月10日(日曜日)
午前10時30分から12時、午後1時30分から3時(1日2回)

ワークショップ ぬりえ「どこから来たの?ぼく(わたし)はここから」

イラストにぬりえをして、大きな地図に貼り付けます。(会期中、毎日開催)

費用

入館料 一般300円 高校生・大学生150円
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人は無料
※11月3日(日曜日・祝日)文化の日はどなたでも無料