超高解像度 投影システム「MEGASTAR-FUSION」で星空の旅へ 県立現代産業科学館 プラネタリウム上映会
発表日:令和6年7月26日
県立現代産業科学館
県立現代産業科学館(市川市)では、世界的に有名なプラネタリウム・クリエーター 大平貴之(おおひらたかゆき)氏が手掛けるプラネタリウム上映会を開催します。
大平氏が開発した超高解像度の投影システム「MEGASTAR-FUSION(メガスター-フュージョン)」で、直径23メートルのサイエンスドームに、限りなく自然に近い星空を再現します。
8月17日(土曜日)、18日(日曜日)には大平氏が来館し、解説会を行います。
開催期間
令和6(2024)年8月9日 (金曜日)
から令和6(2024)年8月29日 (木曜日)
※8月19日(月曜日)は休館
1日5回上映、各回30分(要事前予約)
開催場所
内容
プラネタリウムの見どころ
光学レンズ式とデジタル式を融合した「MEGASTAR-FUSION(メガスター-フュージョン)」で臨場感ある星空に
市原市の工場群 画像提供:(有)大平技研
プラネタリウムには光学レンズ式とデジタル式があります。光学レンズ式は鮮明な星の再現が可能ですが、風景などの映像を重ねることは難しく、デジタル式は映像を重ねることは可能ですが、鮮明な星を再現することができませんでした。
「MEGASTAR-FUSION」は両者を融合した技術です。光学式で鮮明に再現した星に、デジタル高画質プロジェクターで風景や飛行物などの映像を重ねることで、現代産業科学館の23メートルの大型ドームに臨場感ある星空を再現します。
プラネタリウム・クリエーター 大平 貴之(おおひら たかゆき)(有限会社大平技研代表取締役)
小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、それまでの常識をはるかに超える投影機を次々と開発。現在は、日本のみならず世界各地にプラネタリウムを設置するほか、イベントプロデュースや他分野とのコラボレーションなど活躍の場を広げている。
上映プログラム
「千葉の星めぐり-150年の歩みとこれから-」
小湊鉄道の線路沿いや、養老渓谷の神秘的な空間、産業の発展を感じる東京湾岸の工場群など、千葉県内で見られる星空の下へ皆さんをご案内します。
小湊鉄道の線路沿い 画像提供:(有)大平技研
8月9日(金曜日)から29日(木曜日)11時00分から11時30分、15時45分から16時15分
※8月23日、25日は13時15分から13時45分、17時00分から17時30分
「星のある風景-旅-」
東京都心や横浜みなとみらいの夜景を楽しんだ後、鉄道に乗って山奥に向かうと目の覚めるような光景が広がります。
星のある風景-旅- 画像提供:(有)大平技研
8月9日(金曜日)から18日(日曜日)9時45分から10時15分、14時30分から15時00分
8月20日(火曜日)から29日(木曜日)13時15分から13時45分
※8月23日、25日は14時30分から15時00分
「Ancient Stars-50万年前の星空-」
人類が文明への階段をのぼりはじめた時、私たちの遠い祖先は、どんな星空を見上げていたのでしょうか。人類のルーツを探す旅に出かけます。
Ancient Stars 画像提供:(有)大平技研
8月9日(金曜日)から18日(日曜日)13時15分から13時45分
8月20日(火曜日)から29日(木曜日)9時45分から10時15分、14時30分から15時00分
※8月23日、25日は11時00分から11時30分、15時45分から16時15分
関連行事
大平貴之氏 上映解説会
プラネタリウムシステムの開発者である大平貴之氏が来館し、生解説を行います。
日程 8月17日(土曜日)、18日(日曜日)1日2回実施
11時00分から11時30分、15時45分から16時15分
サイエンスドームギャラリー・ミニ展示「MEGASTARへの道」
大平氏が学生時代に製作した投影機などを展示し、世界最先端のプラネタリウム投影システム「MEGASTAR-FUSION」開発に至るまでの軌跡を紹介します。
地域連携事業
県立現代産業科学館に隣接するニッケコルトンプラザ、市川市生涯学習センターと連携して、以下のイベントを開催します。
本の読み聞かせ会「宇宙と星の世界をたのしもう」(8月8日(木曜日))
市川市生涯学習センターの職員が宇宙と星に関する本の読み聞かせを行います。
宇宙や星に関連する書籍の販売コーナー(7月9日(火曜日)から7月29日(月曜日))
ニッケコルトンプラザの「有隣堂」(書店)で、宇宙や星に関連する書籍の特設コーナーを設置します。
費用
一般500円、高校生・大学生250円(入場料含む)
※中学生以下、65歳以上の方、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人無料
申込方法
上映7日前(初日分は8月2日(金曜日))から予約開始(先着順)
館のホームページから予約
報道発表用記事