第10回千葉県地震被害想定調査検討会議議事概要
1.検討会議の概要
日時
平成28年3月17日10時00分~12時00分
場所
ホテルプラザ菜の花3階菜の花
出席者
構成員:大井昌弘、小林恭一、小村隆史、宍倉正展、中井正一、中村友紀子、藤本一雄、山崎文雄
事務局:加藤岡防災危機管理部長、内田防災政策課長、山本副課長ほか
地震被害想定調査業務受託業者(応用地質株式会社、株式会社三菱総合研究所)
議事:
- (1)地震被害想定調査の取りまとめ結果について
- (2)その他
構成員の意見等は次のとおり。
(1)地震被害想定調査の取りまとめ結果について
- 被害量が出ているものの中に、被害を減らすための対策の記載が無いものがある。今から定量的な試算が難しいなら定性的な表現でもやむを得ないが、いずれにしろ記載していただきたい。
- 報告書には、参考文献などをわかりやすく示し、具体的な手法等が確認しやすい工夫をしていただきたい。
- 都市ガスの機能支障について、今回報告のあった市区町村別の予測結果は、再度精査していただきたい。
- 被害量を整理した各表について、表の一番下の項目が合計なのか平均なのか分かりづらいものがあるので、わかりやすい説明を加えていただきたい。
- 津波による被害予測について、県民の避難対策に結びつけるため、市町村単位の津波到達時間を記載した方がよいのではないか。
- 津波の浸水が予測される地域に人的被害がない場合であっても、建物の被害などがわかるようにしていただきたい。
- 津波浸水予測図のうち、地震の想定があるものについては、震源や揺れの大きさ、津波が来る方向などを示しておくとわかりやすいのではないか。
- ホームページは、避難所などの情報を定期的に更新できるようにしていただきたい。
- 今回の想定地震以上の被害は出ない、という誤解を県民に与えないよう、表現には注意していただきたい。
- ホームページのマップ機能は、図面を細かく拡大できるようになると、メッシュの境界部分など、見る人に誤解を与えることもあるので、図面の見せ方はよく検討していただきたい。
- 防災対策用の震度分布図について、増幅度で色分けをするなど工夫をしていただきたい。増幅度で見せれば、地形や地質の特性などがわかる。
- 今回の調査で得たボーリングデータ(柱状図)は何らかの形でホームページで見られるようにしていただきたい。
- 県民向けの広報紙には、ホームページのURLを入れていただきたい。
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