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更新日:令和6(2024)年3月29日
ページ番号:653440
地震とは、古くから「地(面)震える」(地面がゆれる)と言う意味で一般に使われています。今では、地下の岩盤(岩石)が断層運動により破壊して(地震)、そのエネルギーが地面をゆらす(地震動)ということがわかってきました。
朝の満員の通勤電車。ギュウギュウなのにさらにドアから沢山の人が乗り込んでくる。次の駅でもまたです。片側からどんどん押され、ついに耐えきれなくなった人が向きや姿勢を変えたり(形を変える:破壊)して対応します。
このようなことが地下で起こっているのです。ハワイやフィリピンの方から押し寄せる太平洋プレート・フィリピン海プレートがどんどん陸のプレート(日本がのっている地殻)を押しつけ、引きずりながら地球内部深くに潜り込もうとしているのです。さすがに我慢できなくなり陸のプレート内・地表近く・太平洋プレート・フィリピン海プレートの内部・両プレートの境界で断層運動が起こり破壊(地震)が起きるのです。プレート同士が押し合い、へし合いして我慢できずに「痛い」と言ったときに地震が起きるようです。
実は、このようなことは、最近わかってきたことなので、今後も新たな事実が加わり、地震の発生やプレートのことがより詳しくわかっていくことと思います。
プレートとは、一般に皿やガラス板のように硬くて平たい板状のものをいいますが、丸い地球の表面は硬い板(プレート・岩盤)で覆われており、ゆっくりと動いています(プレートテクトニクス)。岩盤などは硬いものですが、ゆっくり力を加えたりするとアメのように動きます(硬い物が柔らかい物のように動く)。
震度 | 想定される被害 |
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震度0 |
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震度1 |
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震度2 |
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震度3 |
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震度4 |
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震度5弱 |
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震度5強 |
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震度6弱 |
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震度6強 |
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震度7 |
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震度は、地震による揺れを感知し自動的に震度を計算する「震度計」という機器で観測しています。地震が発生すると、全国の震度計で観測された震度を自動的に収集し、気象庁では地震発生から約1分半後(※)に各地の震度を速報でお知らせします。
※ 震度3以上の場合
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