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東京2020オリンピック・パラリンピック > 千葉県内で開催された競技・会場 > テコンドー|オリンピック競技
更新日:令和5(2023)年5月12日
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テコンドーは、古くから朝鮮半島に伝わる古武術のテッキョンと日本の松濤館(しょうとうかん)空手を母体に、1955年韓国のチェ・ホンヒによって創始された格闘技です。
韓国では国技となっており、技の名前や審判の合図には韓国語が用いられます。「足のボクシング」と言われるほどスピーディーで見応えのある足技が特徴の競技です。
オリンピックではシドニー2000大会から正式競技として実施されています。
テコンドーには「キョルギ(組手)」と「プムセ(型)」の2種目があり、オリンピックに採用されているのはキョルギです。男女ともに4階級あり、トーナメント方式で争われます。
向かい合う辺と辺の距離が8メートルの八角形のマットで1ラウンド2分間を3ラウンド行います(インターバル1分)。
試合の勝敗は、3ラウンド終了時点の得点差やノックアウト(KO)で決まりますが、3ラウンドで決着がつかない場合は、ゴールデンポイントラウンドに進み、得点を先取した選手の勝利となります。
試合では技術の有効性や打撃の強さを公正に判定するために、電子センサーが付いたプロテクターやヘッドギア、ソックスなどを着用しています。
下半身への攻撃、顔面へのパンチは禁止されており、手による攻撃は胴体のみです。
プロテクターに攻撃が当たることでポイントとなります。頭部へのストレートな攻撃は3点、回転が入ると5点、胴部へのストレートな攻撃は2点、回転が入ると4点、胴部へのパンチは1点です。
倒れた後、8カウントまでにファイティングポーズをとれない場合はKOになり、試合はその時点で終了します。また、逃げてばかりで消極的な態度は、反則として相手選手に1点与えられます。
10回反則をもらうと試合はその時点で終了となり、相手よりポイントが上回っていたとしても、相手選手の勝利となります。
テコンドーの魅力はダイナミックな蹴り技の応酬です。前蹴り、横蹴り、回し蹴り、後ろ回し蹴りなど、目にもとまらぬスピードで繰り出されるアクロバティックな蹴りは圧巻です。
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