第3章2 千葉県実施概要（当初計画）～実施概要～

千葉県では、新型コロナウイルス感染症の影響により、公道での聖火リレー実施（聖火ランナーの走行）を取りやめ、出立式会場において、無観客での点火セレモニーおよび出立式を実施した。また集火式についても無観客で実施した。
この実施方法の変更前に計画していた本県における聖火フェスティバルの概要は次のとおり。

日程

2021年8月18日（水曜日）

概要

千葉県聖火フェスティバルは、採火、集火式、聖火リレー、出立式等によって構成される。

イベント	概要
各市町村における採火	「東京2020パラリンピック聖火」の元となる「市町村の火」を、県内すべての市町村により採火
集火式	「市町村の火」を、県の中心部に位置する市原スポレクパーク（市原市）で一つに集め、「千葉県の火」とする集火式を実施 ※千葉県の火…東京2020パラリンピック聖火（千葉県）
聖火リレー・出立式	「千葉県の火」によって、競技会場のある千葉市内（5区間）で聖火リレーを実施した後、千葉ポートタワー前広場（千葉市）において、開催都市である東京都に「千葉県の火」を送り出す出立式を実施
聖火ビジット（任意）	市町村庁舎や障害者施設などへの「市町村の火」や「千葉県の火」の訪問イベント

特徴

千葉県聖火フェスティバルでは、県内全54市町村により、それぞれ独自の方法で「市町村の火」が採火される。
「市町村の火」は、県の中心部に位置し、スポーツの国際大会において海外の選手団等がキャンプ地にするなど、国内外で高い評価を得ている市原スポレクパークで行う集火式で一つとなり、「千葉県の火」が誕生する。
その後、「千葉県の火」をつなぐ聖火リレーが、競技会場のある千葉市内5区間で行われ、男女共同参画や福祉に関する複合施設である千葉市ハーモニープラザやパラスポーツの大会を数多く開催している千葉ポートアリーナ等を通過する。最終区間の到着地点である千葉ポートタワー前広場で出立式を実施し、「千葉県の火」を開催都市東京都に送り出す。
聖火リレーやセレモニー等に児童・生徒や障害のある方などさまざまな方々に参加していただくことで、多様性や共生社会について考えるきっかけとしていく。

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