千葉県Chiba Prefectural Government
~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~
東京2020オリンピック・パラリンピック > 東京2020大会千葉県開催記録誌/東京2020聖火リレー千葉県実施記録誌・記録映像 > 東京2020聖火リレー千葉県実施記録誌(テキスト版) > 発刊に当たって(千葉県知事)
更新日:令和4(2022)年3月25日
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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期されたことに伴い、大会に先立ち行われる聖火リレーも、当初の計画から1年後のスタートとなりました。
千葉県内では、新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない中、残念ではありましたが、オリンピック、パラリンピックとも、聖火ランナーの走行を取り止め、無観客での点火セレモニーの実施となりました。
オリンピック聖火リレーでは、神奈川県から引き継いだ聖火を7月1日から7月3日までの3日間に、県内3会場で237人の聖火ランナーによりつなぎ、茨城県に送り出しました。また、パラリンピック聖火リレーでは、8月18日に、県内全54市町村によってそれぞれが工夫した方法により起こされた火を集めて「千葉県の火」として1つにまとめ、130人の聖火ランナーによりつなぎ、開催都市の東京都へ送り出しました。
それぞれの聖火を無事に引き継ぐことができましたのは、聖火ランナーの皆様、各地域で準備や運営に携わった皆様の御理解・御協力によるものであり、心から感謝申し上げます。
聖火リレーは、当初描いていた形での実施とはなりませんでしたが、点火セレモニーでは、トーチに灯された炎に、県内の各地域にゆかりのある聖火ランナーの皆様がそれぞれの思いを込められ、両大会の開会式へとつながっていきました。
今回の聖火リレー、そしてオリンピック・パラリンピックは、これまで経験したことのない困難な道筋を歩んで実現しました。その過程で、私たちは多くの思い、経験、教訓を得ることができました。これをいかに、聖火をつなぐように今後につなげていくかということが重要です。
県としましては、聖火リレーや、東京2020大会を通して積み重ねてきた財産を次世代にしっかりと伝え、本県の持続的な発展につなげられるよう、スポーツと文化の振興や、共生社会の実現を県民の皆様と共に進めていきたいと考えています。
結びに、この記録誌が、千葉県内で実施された東京2020聖火リレーや聖火ランナーの方々の思いなどを後世に伝える貴重な記録・資料として、さまざまな場面で広く活用されますよう祈念しまして、発刊の御挨拶といたします。
千葉県知事 熊谷俊人(くまがいとしひと)
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