千葉県Chiba Prefectural Government
~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~
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更新日:令和4(2022)年3月25日
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大都市東京に隣接していながらも豊かな自然があり、さわやかな気分になれる千葉県を、山やたくさんの農作物が採れる自然の緑と、青い海、きれいな菜の花で表現している。
歓迎のメッセージは、千葉県に入った時に一番最初に見るものであるため、「ようこそ千葉県へ」というシンプルな言葉としている。
千葉市は、都市ボランティアの募集開始前の2017年7月、東京2020大会を契機としたボランティア活動を一過性で終わらせることのないよう、ボランティア登録制度「チーム千葉ボランティアネットワーク」を立ち上げた。
ボランティア活動をしたい個人と、ボランティアを求める団体とのマッチングシステムとしての機能を提供するほか、ボランティアの基礎知識を紹介する動画や研修などを実施。ボランティア文化が根付いたまちづくりへと発展することを見据えており、登録者数は大会終了時点で1,900人を超えた。
2018年12月から2019年1月まで、大会ボランティアや全国各地の都市ボランティア応募者を対象として、4つの候補からボランティアの呼称を決める「ネーミング投票」が行われた。その結果は2019年1月末に東京2020組織委員会から発表され、大会ボランティアは「フィールドキャスト」、都市ボランティアは「シティキャスト」に決定。各自治体の都市ボランティアは、それぞれの自治体名を付加して使用することになり、千葉県では「シティキャストチバ」となった。
また、フィールドキャストやシティキャストのユニフォームは、ユニフォームデザイン選考委員会での選考を経て、東京2020組織委員会が2019年7月に発表した。都市ボランティアのユニフォームはエンブレムの市松模様を大胆に配置することで、街の中で一目見て識別できるようなデザインとなっている。
千葉県では、東京2020大会の開催に伴い、海外から多くの来訪者が見込まれることから、おもてなしの充実を図るため、「通訳ボランティア養成講座」(主催:千葉県、実施:ちば国際コンベンションビューロー千葉県国際交流センター)を2015年から2019年にかけて開講した。
講座では、通訳としての心構え・マナーや外国人から見た日本独特の習慣・文化、宗教に対する配慮、競技者から見たオリンピック・パラリンピック、千葉の特性と魅力など、東京2020大会時の通訳ボランティアとして活動する際に役立つ知識が学べる講義が行われた。また、言語別ロールプレイは、千葉県の観光地の紹介やオリンピック・パラリンピック会場周辺での道案内など、さまざまな場面を想定し、それぞれの対応の仕方を実践形式で学べるものであった。
参加者からは、「自分の英語力をもっと磨くことはもちろん、日本に関する知識や道案内のための情報をもっと得なければならないと思いました」「アスリートの心理状態が分かり良かった。語学ボランティアの重要性が聞け、何が求められているのか本音がわかり、有益だった」「自分の知らなかった千葉の魅力を学べて、ボランティアをするにあたって自ら千葉の名所などに足を運び、自らの言葉で説明できるようにしようと思った」といった感想が寄せられた。
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