千葉県Chiba Prefectural Government
~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~
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更新日:令和4(2022)年3月25日
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浦安市やいすみ市をはじめ、全国で34自治体あるフランスのホストタウンは、フランスの選手や市民との交流が2024年のパリ大会以降にも引き継がれていくよう、連携してプロジェクトを実施。2021年2月には、フランスとの親睦の様子を4コマ漫画で紹介する「みんなで紡ぐフランス・ホストタウン物語」を日本語とフランス語で作成し、ウェブサイトなどで発信した。また「読売中高生新聞」(2021年9月24日号)では、浦安市、いすみ市、兵庫県神戸市、姫路市の高校生がレポーターとして、フランス代表選手やフランスにゆかりのある人などへインタビューを実施。それぞれのおもてなしや交流について紹介したほか、フランスの高校生とオンライン交流会を行い、パリ大会を盛り上げるためのアイデアを出し合った。
2015年6月、千葉県は、国際大会の誘致や、東京2020大会の事前キャンプを誘致する県内市町村を支援するため、競技施設・宿泊施設の情報提供などをワンストップで行う「千葉県スポーツコンシェルジュ」を公益財団法人ちば国際コンベンションビューローに設置。全国に先駆けて県主導で国際大会および東京2020大会の事前キャンプの誘致を開始した。
千葉県スポーツコンシェルジュを設置後まもなく、「第16回WBSC世界女子ソフトボール選手権大会」の誘致に成功。さらに同大会の事前キャンプ誘致を積極的に支援し、銚子市が台湾、印西市がカナダ、市原市と君津市がニュージーランド、市川市がイタリア、佐倉市がオランダとボツワナ、山武市がイギリス、長柄町が南アフリカの事前キャンプ受け入れを実施し、この縁により、銚子市(台湾)、市原市と君津市(ニュージーランド)、佐倉市(ボツワナ)はそれぞれの国・地域のホストタウンとなった。
また、千葉県スポーツコンシェルジュは、東京2020大会の事前キャンプ誘致に取り組む市町村を支援。ホームページによる県内の競技施設・宿泊施設の情報発信だけでなく、2019年のオリンピック・パラリンピック選手団団長セミナーへのブース出展によるPR活動や、大使館・外国の競技団体への直接の働きかけなどにより情報収集に努め、市町村とのマッチングの際には、視察のアレンジや通訳等の支援を行った。
その結果、浦安市とスロバキア(陸上)、長柄町とロシア(フェンシング)、旭市とザンビア(サッカー女子、陸上等)、香取市とスロバキア(カヌー)、我孫子市とスロベニア(柔道女子、テコンドー男子)が事前キャンプ実施の合意に至った(新型コロナウイルス感染症の影響によりロシアとザンビアの事前キャンプは中止)。
ちば国際コンベンションビューロー(千葉県スポーツコンシェルジュ)とJICA千葉デスクの共催で、ベリーズ、ザンビア、スリランカ、ナイジェリア、ブルキナファソ、ドミニカ共和国、ペルー、ボツワナの食べ物、生活、文化、自然などを紹介する写真展(写真協力:世界の応援団/青年海外協力隊)を開催。2020年12月から2021年3月にかけて、ホストタウンとなっている県内7市町の会場を巡回するとともにオンライン展示を実施した。また、2021年3月から同年7月にかけて、県内8カ所のイオンモールで巡回展示を行った。
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