千葉県Chiba Prefectural Government
~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~
東京2020オリンピック・パラリンピック > 東京2020大会千葉県開催記録誌/東京2020聖火リレー千葉県実施記録誌・記録映像 > 東京2020大会千葉県開催記録誌(テキスト版) > 第2部Ⅰ-1.取組方針と推進体制
更新日:令和4(2022)年3月25日
ページ番号:499885
ここから本文です。
2013(平成25)年9月、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決定した。
千葉県では、オリンピック・パラリンピックの開催は、国や世代、文化を越えた交流を通じて、日本を夢や希望にあふれた社会にする千載一遇のチャンスと捉え、1964(昭和39)年の東京オリンピックで先人たちが素晴らしい財産を残してくれたように、私たちだけでなく次世代を担う子どもや孫たちが恩恵を得られるよう、千葉の魅力を高める未来への投資を行い、本県の発展につながる「宝」づくりに取り組んでいくこととした。そして、千葉県は2013年11月に千葉県知事を本部長とする「千葉県東京オリンピック・パラリンピック戦略推進本部」を設置した。翌2014年4月には「2020年東京オリンピック・パラリンピックに係る基本方針策定協議会」を設置して具体的な施策の内容を検討し、同年7月に「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた取組の基本方針」を策定。企業、団体、大学、行政などが、互いに取り組みの方向性を共有しながら連携し、相乗効果を生み出していくため、「オール千葉」体制で取り組むこととした。
基本方針の策定を受けて、2014年11月、経済、交通、観光、スポーツ、文化、国際交流、行政の各分野を代表する有識者の参画を得て「2020年東京オリンピック・パラリンピックCHIBA推進会議」を設置した。また、推進会議の下に9つの専門部会を設置し、具体的な取り組みについて検討を行い、翌2015年3月には「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた千葉県戦略」を策定した。
この戦略は、基本方針の5つの方向性に沿って、「キャンプ・国際大会・MICE誘致」、「競技力の向上・スポーツの普及」などの9つの戦略で構成され、オリンピック・パラリンピックの成功に向けた取り組みにとどまらず、県のさらなる発展に向けて、2020年以降を見据えて取り組むべきことを幅広く示した。
2015年6月、オリンピック3競技(フェンシング、テコンドー、レスリング)が千葉市の幕張メッセで開催されることが決定。県内での開催決定に伴い、2015年10月には新たに「戦略0」として、「大会の成功・開催効果の全県への波及」を追加するとともに、既存の9戦略の改訂を行った。
本戦略に基づき、各主体がそれぞれ相互に連携し、大会後も見据えた、本県の持続的な発展につながるさまざまな取り組みが県内各地で展開された。
東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機として、大会の成功に向けた取り組みにとどまらず、本県のさらなる発展に向けて、2020年以降を見据えて取り組むべきことを幅広く網羅
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください