「フェンシング協会学校訪問プロジェクトFun！Fun！FirstFencing」開催結果（令和3年2月26日）

　千葉県と日本フェンシング協会は、東京2020オリンピック競技大会の県内開催競技であるフェンシングについて、平成30年4月に協定を締結し、競技に対する理解の促進、競技人口の増加を図るため各種事業を実施しております。

1期日

令和3年2月26日（金曜日）

2会場

袖ケ浦市立長浦中学校

3講師等

公益社団法人日本フェンシング協会　
講師　千田　健太（北京、ロンドンオリンピック出場）
MC　小石澤　健

4内容

ス感染症拡大防止対策のため、今回もウェブ会議システム（ZOOM）を活用しての実施となりました。MCは小石澤健さん、講師はロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した千田健太さんが担当しました。
はじめは、フェンシングクイズコーナーでしたが、さすが中学生。フルーレ、エペ、サーブルという種目についてもよく理解していました。次に、講師の千田さんも出場していたロンドンオリンピック準決勝の映像が紹介されました。銀メダル獲得を大逆転で決めた「奇跡の9秒間」や千田さんご自身の大技なども紹介されました。最後に行われたアルファベットフェンシング体験（NTTと東京工業大学が考案）では、フェンシングのマスクに見立てたフェイスシールドを着用し、熱戦が繰り広げられました。講師の千田さんもアルファベットフェンシングの考案に関わったとのことで、勝負を楽しむ生徒の皆さんの様子にうれしそうな様子でした。
長浦中学校の1年生は、8月に開催される東京パラリンピック（幕張メッセが会場）で、車いすフェンシングを観戦するそうです。今回学んだフェンシングの魅力について、是非実際の会場でも味わってほしいと思います。
＜生徒の感想＞
〇1年3組小貫優衣さん
・アルファベットフェンシングは難しかったけれど最後にはうまくできました。パラリンピックでは車いすフェンシングを応援に行くので、選手の皆さんには是非頑張ってほしいです。
〇1年1組杉浦宗裕さん
・アルファベットフェンシングは相手の動きが見えないので防御が難しかったです。攻撃では、素早く抜くというコツがつかめました。オリンピックは観戦に行けなくても、心の中で応援したいと思います。