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更新日:令和6(2024)年10月7日
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作業療法学専攻長 岡村 太郎
「作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。」と定義しています((一社)日本作業療法士協会)。
本学では、対象者にとって必要とされる生活行為について考え、学び、対象者自身が主体的な人生を獲得できるようにサポートする作業療法士を育成しています。
障害を科学的に捉えられる作業療法士を育成する
作業療法専攻の教育理念は、豊かな人間性や高い倫理観、鋭敏な感受性と多彩な表現力を基に、対象者の立場になって作業療法を提供できる態度・能力を身につけ、さらに人々の健康づくりを支援し、作業療法の臨床、教育、研究の発展に貢献できる人材を育成することにあります。
リハビリテーション学科作業療法学専攻では、地域を基盤としたその人らしい生活の実現に向け、知識や技術の習得のみならず、高い倫理観と豊かな人間性を備え、多職種と連携・協働し、質の高い作業療法を提供できる人材の育成を目指している。
このような教育理念・学部の目的に基づき、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の方針を基本に据え、カリキュラム(教育課程)を編成する。
常に上記の各項目の点検を怠ることなくカリキュラムを運営する。
千葉県立保健医療大学健康科学部学位授与の方針に基づき,本学所定の単位を修め,以下の学習成果が得られた学生に卒業と同時に学士(作業療法学)の学位を授与する。
作業療法学専攻学生は、卒業時に倫理的な原則を遵守し、専門職としての責務を果たすことができる。
作業療法学専攻学生は、卒業時に対象者とそれを支える人、保健・医療・教育・福祉職に対してお互いの立場を尊重した人間関係を構築し、生き生きとしたコミュニケーションをとることができる。
作業療法学専攻学生は、卒業時に専門領域の実践に必要な知識を有し、健康づくりの支援に活用することができる。
作業療法学専攻学生は、卒業時に個人・家族・地域に対し健康的またはその人らしい生活を送るための問題解決と健康増進に向けて、根拠に基づいた適切で有効な健康づくりの支援を提供できる。
作業療法学専攻学生は、卒業時に人々の健康的またはその人らしい生活を送るための問題解決と健康増進に向けて、健康を志向する地域環境(人・物・制度)の整備・改善に努めることができる。
作業療法学専攻学生は、卒業時に対象者を中心とした安全で質の高い保健・医療・福祉を実践するために、自身の役割を認識し、多職種との相互理解を深めながら行動することができる。
作業療法学専攻学生は、卒業時に論理的思考を身につけ、自己および専門職として生涯にわたり成長できる資質を示すことができる。
区分 | 必修 | 選択 | 合計 |
---|---|---|---|
特色科目 | 3単位 | - | 3単位 |
一般教養科目 | 8単位 | 16単位 | 24単位 |
保健医療基礎科目 | 9単位 | 1単位 | 10単位 |
専門科目 | 90単位 | 3単位 | 93単位 |
合計 | 110単位 | 20単位 | 130単位 |
病院・診療所などの医療機関、介護老人保健施設
訪問・通所施設、千葉県内公立医療施設等
〈県内〉千葉県立病院、千葉市立病院、千葉県千葉リハビリテーションセンター、船橋市立リハビリテーション病院、千葉大学医学部附属病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、旭中央病院、袖ヶ浦さつき病院、千葉中央メディカルセンター、東京湾岸リハビリテーション病院、イムス佐原リハビリテーション病院、千葉みなとリハビリテーション病院、北柏リハビリ総合病院、はさま徳洲苑
〈県外〉東京都リハビリテーション病院、関東労災病院、立川総合病院、井之頭病院、リハビリテーション天草病院
首都大学東京大学院
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