学長挨拶

専門性を生かした健康づくりプロフェッショナルの育成

 

 

千葉県立保健医療大学は30年を超える歴史を持った千葉県立衛生短期大学と千葉県医療技術大学校が統合され、2009年4月に1学部4学科、2キャンパス、定員740名の4年制大学として開設され、2019年に創立10周年を迎えた若い大学です。

本学では基本理念として、「高い倫理観と豊かな人間性を持った人材の育成」「健康づくりなどの保健医療に関わるすぐれた専門職の育成」「地域社会に貢献し、保健医療の国際化に対応できる人材の育成」、そして、「千葉県の健康づくり政策のシンクタンク機能」を掲げ、少数精鋭主義で、将来社会に実践的に還元できる各分野の指導者となる健康づくりプロフェッショナルの育成を目指しています。

現在、我々を取り巻く状況は大変厳しく、「新型コロナ感染症」に加えて、「気候変動に伴う自然の脅威」「人口減少（少子高齢化）」「経済格差の広がりと貧困」さらに「第4次産業革命である人工知能、ロボット革命といった技術革新社会の到来」といった近々の課題を乗り越えなければなりません。皆さんはこの大学4年間の学びを通して、将来の健康長寿社会に寄与できる保健医療専門職(健康づくりプロフェッショナル)として、新社会を創造して行く能力を獲得する事が期待されています。

本学は学生諸君が掲げられた基本理念を達成し、問題解決能力を身につけるために、最良の教育と教育環境を提供します。そして、我々教職員一同は皆さんの目標達成に向かって、一丸となって応援いたします。

千葉県立保健医療大学 学長　龍野　一郎