第5回 外国語による応急処置体験講習
2026年3月8日(日曜日)、本学と神田外語大学との共催により「第5回 外国語による応急処置体験講習」を幕張キャンパスにて開催しました。今回は、英語のポスターを作成し、神田外語大学の留学生にも参加を呼びかけました。当日は、本学学生9名、神田外語大学学生11名(うち、米国出身留学生1名)の計20名が参加しました。
講習会の冒頭では、本学の龍野学長より英語による挨拶が行われ、続いて神田外語大学宮内学長から、本講習の意義や両大学の交流の重要性について、学生に向けた温かいメッセージが送られました。
午前は座学形式で、病気の症状や傷病者への声かけに関する英語表現を学びました。また、神田外語大学の参加学生の中には英語以外の外国語を専攻している学生もおり、スペイン語やベトナム語など、それぞれの言語による声かけについて学ぶ機会となりました。さらに、本学学生と神田外語大学の学生がペアとなり、体調不良者役と声をかける役に分かれて会話練習を行いました。
午後は、本学と神田外語大学の学生が混合した2名から3名のグループに分かれ、具合の悪い人の搬送方法と回復体位について学びました。グループのメンバーは初対面でしたが、互いに協力しながら処置を実践する姿が見られました。続いて、胸骨圧迫および実際にAED(自動体外式除細動器)を使用した一次救命処置の実践を行いました。グループ内で第一発見者、AEDの準備、救急隊への連絡といった役割を分担し、迅速に心肺蘇生に取り組みました。救急隊が現場に到着するまで平均で10分を要することを踏まえ、参加者全員が交代しながら心肺蘇生を継続する実習を行いました。他者と協力しながら心肺蘇生を続ける難しさや重要性を学ぶ機会となりました。
最後に修了証の交付式が行われました。本講習の感想を一人ずつ述べる場面では、「今日は応急処置についての学びはもちろん、自分と異なる専攻の人とお互いの大学や授業の内容について交流することができて楽しく、とても良い刺激となった」「将来に活かしていきたい」などの前向きな声が多く聞かれ、充実した学びの機会となりました。
参加者の声
- とても自分の為になりましたし、英語での応急処置対応に自信が持てました!
- 普段関わることができない他学科の学生や神田外語の学生の皆さんと楽しく学べることができて、とても良い経験になりました。
- Providing フリガナabove the kanji would be helpful for English speakers learning to recognize medical terms in Japanese!
- これまで私は、胸骨圧迫や人工呼吸、AEDについて知識としては知っていましたが、実際にどのような感覚で行うものなのかは理解できていませんでした。そのため、「もし失敗してしまったらどうしよう」「かえって相手を危険な状態にしてしまうのではないか」と感じ、正直なところ怖さもありました。 しかし今回の講習で、それぞれの処置がなぜ必要なのか、また行わなかった場合にどのような危険があるのかを学ぶことができ、早く対応することの大切さを理解することができました。 また、胸骨圧迫を行う位置や姿勢などの具体的な方法に加えて、判断に迷った場合にどのように行動すればよいのかも教えていただき、「このようにすれば自分でも行動できるかもしれない」と感じることができました。とても貴重な学びの機会になりました。 特に、講習後に私が質問した際にも丁寧に答えていただけたことが印象に残っています。実習の内容だけでなく、疑問に思った点についても詳しく説明していただき、理解を深めることができました。
- 保健医療大学の先生方が持つ豊富な専門知識に触れることができ、私のような外部の学生にとっても貴重な学びの機会だったと感じています。
- 英語での表現方法を知らなかった為、とても学びになりました。
- 充実した内容でした。参加してよかったです。
- 個人的に気になったことですが、患者を安全な場所に連れて行く時、後ろから脇に腕を入れて、抱えるようにして引きずるやり方を学びましたが、もし患者が足を骨折していたりして引きずっていけない場合に備えて、その時の対応や他の運び方などがあれば学びたいです。
- 本当にできるようになるのかと半信半疑で申し込みましたが、受講前後で、知識はもちろん、自信や意識が大きく変わった実感があります。肋骨を折った感覚があったといったリアルな体験談を聞けたことも、良い経験でした。
今後、他大学と連携した国際交流セミナーなどで、実施してほしい内容
- 今回は保健医療大学の先生方が持っている豊富な専門知識のお話を聞くことができ、とても興味深かったです。 もし可能であれば、栄養に関する一般向けの講義なども聞いてみたいと思いました。私の大学には自炊をしている学生も多いため、低価格で簡単に作ることができる栄養バランスのよいレシピや、それぞれの栄養が人間の身体に必要な理由などについて教えていただける講義があれば、とても参考になると思います。
- 外国の方に対する考え方や接し方について意見を交換し合う機会を設けて頂きたいです。
- 手話について学んでみたいです。国によって違うと聞いたことがあるので、日本だけでなく、英語圏の手話も学んでみたいです。