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更新日:令和7(2025)年1月31日

ページ番号:723450

マンション特有の課題と対策(マンション防災)

耐震基準を満たしたマンション等の建物は、被害が軽微であれば在宅避難が可能ですが、マンション等では、災害発生時、様々な問題が発生します。

マンション特有の問題(例)

  • エレベーターが停止する、閉じ込められる
  • 高層階からの移動が困難となる
  • ポンプ給水の停止により断水する
  • 排水管の損傷でトイレが使えなくなる 
  • 揺れの周期が長い「長周期地震動」が発生 など

災害から身を守るために、住民それぞれがお住まいのマンションの構造を理解し、防災の知識や知見を高めて備える「自助」に加えて、同じマンションの住民同士で助け合う「共助」の取組が重要です。

各家庭での備え(自助)

食料や簡易トイレの備蓄の図

  • 水や食料品などの必需品を備蓄する
  • 携帯トイレや簡易トイレを備える
  • 家具の転倒・落下・移動防止対策や家具配置の見直しを行う
  • 消火器や消火栓等の位置や、初期消火方法を確認しておく
  • 感震ブレーカーを設置する など

マンション全体での備え(共助)

マンション等の共同住宅では、各家庭での備えはもちろん、マンション管理組合等や自主防災組織をはじめとした、住民全体で協力することも重要です。

発電機と協力して避難の図

  • 隣近所の人と、日頃から顔の見える関係を構築する
  • 消火器や発電機、リヤカーなどの資機材を整備する
  • エレベーター停止に備え、防災倉庫を数階ごとに設置する
  • エレベーターの安全装置など、建物の設備を確認する
  • 防災訓練を定期的に実施する
  • 居住者への情報発信方法を決め、周知しておく
  • 自主防災組織を結成する など

日頃から、隣近所の人とのあいさつや声かけを通じた関係づくりを行っておくとともに、地域の自治会や町会等とも連携して、いざというときに助け合える関係を構築しましょう。

在宅避難時に気を付けること

トイレは流さない!

災害による配水管が損傷することがありますが、これに気が付かず上の階でトイレを使用すると、下の階で汚水があふれ出る恐れがあります。

排水管の復旧が確認できるまでトイレは流さず、携帯トイレ、簡易トイレを使用しましょう。

エレベーターは使用しない!

故障・停電などで緊急停止し、閉じ込め被害に遭う可能性があります。

点検が終わるまでは非常階段を利用しましょう。

エレベーターに乗っているときに地震に遭った場合は、全ての階のボタンを押し、停止した階で速やかに降りましょう。

万が一閉じ込められてしまったら、インターホンなどで外部と連絡を取り、救助を待ちましょう。

お問い合わせ

所属課室:防災危機管理部危機管理政策課地域防災支援室

電話番号:043-223-2176

ファックス番号:043-222-5208

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