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更新日:令和7(2025)年1月31日

ページ番号:724971

心肺蘇生

救急車が来るまでに

ケガ、事故、急病等 あわてないで、なによりもまず冷静な観察を

倒れるおじいさんの図

突然、目の前で人が倒れた、出血している、転倒して手足が変形しているなどの場面では、どうしても冷静さを失いがちです。しかし、近くに居合わせたひと(バイスタンダー)が落ち着いて傷病者の状態を観察し処置をすることが重要になってきます。

救急車が到着するまでの間に、どんな対応ができたかが、病気やけがの経過、ひいては命を救えるかどうかを左右するのです。

目の前で人が倒れたら

反応の確認

近づく前に周囲の安全を確認し、傷病者の耳もとで「大丈夫ですか」など声を呼び掛けながら、肩をやさしくたたき、反応(意識)があるか確認する。

119番通報とAEDの手配

反応(意識)がない場合は、周囲の人に協力を仰ぎ、119番通報とAEDの手配をお願いする。(救助者が一人の場合は、ますは119番通報を行う。)

呼吸の確認

傷病者の胸と腹部を見ながら、10秒以内で普段どおりの呼吸をしているか確認する。

胸骨圧迫

心肺蘇生を行う救急隊員のイラスト

普段どおりの呼吸ではないと判断した場合、すぐに胸骨圧迫を開始する。

  • 胸の真ん中が目安
  • 強く(胸が、少なくとも5センチメートル沈むように)※小児、乳児は胸の厚さ約3分の1
  • 早く(1分間あたり、100から120回のテンポで)
  • 絶え間なく(中断は最小に)
人工呼吸 
  • 気道確保(片手で傷病者の額を抑えながら、もう一方の指先をあごの先端に当てて持ち上げる)
  • 息を吹き込む(1回1秒、胸が軽くあがる程度、息を吹き込む)
  • 胸骨圧迫(30回)と人工呼吸(2回)を交互に繰り返す(救急車が到着するまで)

※できる限り感染防止対策(ポケットマスク等)を講じて実施してください。

※人工呼吸の実施に躊躇してしまう場合は、胸骨圧迫のみ継続して実施してください。

AEDが到着したら

AEDで応急処置を行う救急隊員のイラスト

AEDの音声ガイドに従い、パッドを装着する。電気ショックが必要ですと音声が流れたら、電気ショックボタンを押す。(2分毎に解析が行われるため、パッドは装着したまま)

 

※心肺蘇生法や応急処置について、学びたい場合は、お近くの消防本部へお問い合わせください。

お問い合わせ

所属課室:防災危機管理部消防課消防指導室

電話番号:043-223-2179

ファックス番号:043-224-5481

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