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積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する激しい渦巻きで、多くの場合、漏斗状または柱状の雲を伴います。台風や寒冷前線、低気圧などに伴って発生します。
竜巻が発生すると、短い時間で狭い範囲に集中して大きな被害をもたらすことがあり、注意が必要です。
また、移動スピードが非常に速い場合があり、過去には時速約9キロメートル(秒速25メートル)で移動したものもあります。
竜巻は、発達した積乱雲に伴って発生します。発生する前には、その兆しが見られます。
兆しに気づいたら、自らすぐに身を守る行動をとるようにしましょう。
竜巻が発生・接近している様子が見えたら、ただちに退避しましょう。
また、建物の陰に隠れている場合や、夜間の場合には、建物を目視できない場合があります。以下のような現象が見られたら、ただちに退避行動をとるようにしましょう。
飛散物が飛んできて、建物の窓や壁を突き破る可能性があります。
直ちに飛散物から身を守る行動をとりましょう。
竜巻などの激しい突風が予想される場合には、時間経過および突風の発生可能性に応じて、気象庁から段階的に情報が発表されます。
発表情報及び時期 |
各段階における基本的な対応 |
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気象情報(随時 前日や当日朝など) |
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雷注意報(数時間前) |
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竜巻注意情報(竜巻が今にも発生するまたは発生している可能性がある) |
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竜巻発生角度ナウキャスト(常時10分毎) ※竜巻の発生確度を10キロメートル格子単位で解析し、その1時間後(10分から60分先)までの予測を行うもので、10分ごとに更新して提供されます。 |
※竜巻発生確度ナウキャストでは、気象ドップラーレーダーなどから「竜巻が今にも発生する(または発生している)可能性の確度」を推定し、これを発生確度という用語で表す。 |
※気象庁ホームページより作成
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