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雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。
放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電(落雷)といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。
雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。
グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難しましょう。
雷鳴が遠くても、雷雲はすぐに近づいてきます。屋外にいる場合は、安全な場所へ避難しましょう。
建物や屋根付きの乗り物へ避難しましょう。
雨宿りで木の下に入るのは大変危険です!
側撃雷(※)の恐れがあるので、木や電柱から4メートル以上離れましょう。
なるべく早く屋内の安全な場所に避難しましょう。
近くに避難する場所が無い場合は、姿勢を低くしましょう。
※側撃雷…雷が樹木などから人体へ飛び移る現象。木の下で雨宿りなどをしていて死傷する事故の原因のほとんどが側撃雷といわれる。
雷の発生が予測される場合には、気象庁より雷注意報が発表されます。
さらに、前日や当日の天気予報で「雷を伴う」と表現し、天気概況でも「大気の状態が不安定」と解説されます。
また、気象庁では「雷ナウキャスト」というコンテンツがあり、すでに発生している雷や今後落雷の可能性のある領域を10分ごとに更新し提供しています。
雷ナウキャストを利用する場合、常に最新の状況や予報を確認し、避難行動に繋げることが重要です。
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